Artwork
Portrait of a Cardinal

Portrait of a Cardinal is an oil painting by the High Renaissance artist Raphael. It dates from 1510 and is held in the collection of the Museo del Prado. 『枢機卿の肖像』、あるいは単に『枢機卿』は、イタリア・ルネサンスの画家ラファエロによる板に油彩の絵画で、c.
About this work
技法と様式
本作は板に油彩で描かれ、縦79センチ、横61センチの大きさである。枢機卿は半身像で、鑑賞者の左側に四分之三の角度を向けて描かれ、暗くほぼ黒に近い背景に対して配置されている。垂直に立つ胴体と水平に置かれた左腕が、レオナルドの『モナ・リザ』に由来する三角形の構図を形成している。強い方向性の照明が人物を際立たせ、絹のモゼッタとビレッタの鮮やかな赤、白い袖、そして顔の淡い肉色の間に鋭い色彩の対比を生み出している。緻密な筆致は被写体に彫刻的な立体感を与え、これはミケランジェロの影響下でラファエロが彫刻に傾注していた当時の姿を反映している。X線調査で明らかになったペンティメント(下絵の修正痕)から、ラファエロが髪を短くし、目の位置を調整したことがわかっている。赤い衣装の絹の光沢は、観察に基づく虹色のハイライトで表現されている。背景には修復の痕跡が見られる。
歴史と来歴
『枢機卿の肖像』はマドリードのプラド美術館所蔵である。所蔵番号はP00784で、同館のカタログに記録されている。本作は1803年にスペインのカルロス4世がローマで購入した後、スペイン王室コレクションに入り、アランフェスの王宮に陳列された後、1818年にプラドに移管された。当初はアントニオ・モロの作品と考えられていたが、後にラファエロの手によるものと再認定された。展示記録によれば、1818年のアランフェス王宮のカタログおよびその後のプラドでの盛期ルネサンス肖像画展に出品されている。
背景
本作はユリウス2世の教皇任期中に描かれ、ラファエロの初期ローマ時代に属する。この時期、彼は教皇庁の多くの人物の肖像を制作した。レオナルドの『モナ・リザ』に由来する三角形の構図と、光の彫刻的な処理は、教皇宮廷におけるラファエロとレオナルドおよびミケランジェロの交流を反映している。本作の緻密な技法は、当初スペインの収集家たちをしてアントニオ・モロの作品と推定させた。当時、ラファエロの肖像画家としての業績はスペインではあまり知られていなかったからである。帰属は後に再評価され、学者アドルフォ・ヴェントゥーリによって初期ローマ時代に年代改定された。この年代設定は後の批評家によって受け入れられた。プラド美術館ではフランチェスコ・アリドージが最も有力な被写者と考えているが、他にベルナルド・ドヴィッツィ・ダ・ビッビエナ、イノチェンツォ・チボ、スカラムッチャ・トリヴルツィオ、アレッサンドロ・ファルネーゼ、イッポーリト・デステ、シルヴィオ・パッセリーニ、アントニオ・チョッキ、マテウス・シナー、ルイージ・ダラゴーナ、バンディネッロ・サウリなどが学者によって提案されている。本作はラファエロの肖像画の到達点と見なされ、後のティツィアーノなどのヴェネツィア派画家に影響を与えたと指摘されている。
影響
本作の特異な肖像画への取り組みは、後の画家、特にティツィアーノおよびヴェネツィア派の画家たちに影響を与えた。彼らは本作の心理的深みと厳格な構図というモデルを取り入れた。一方、本作の緻密な技法は、ラファエロの肖像画家としての幅を知らない鑑賞者を当初困惑させ、長らくアントニオ・モロの作品という誤った帰属が続いた。
今日、本作はラファエロの最も著名な作品の一つとして知られている。アストゥリアス公であったカルロス4世がローマで購入した後、スペイン王室コレクションに入った。1818年にアランフェスの王宮のカタログに記録され、後にプラド美術館に移管された。現在も同館で、盛期ルネサンス肖像画の指標的作品として展示されている。
Artist & collection
Artist
Raphael was born Raffaello Sanzio in Urbino on April 6, 1483, the son of Giovanni Santi, a painter and poet attached to the ducal court.
















